喫煙にはヤニがつきもの

タバコの煙には、タールというネバネバ物質が含まれており、歯や服、部屋などに付着して色を付けます。アパート等の賃貸では、ヤニによる変色に対しては引っ越し時に修繕費を要求されるケースもあり、経済的な負担は洒落にならないレベルに達する場合もあります。また、自宅に住んでいる場合でも歯に付いたヤニは簡単には取れないので、歯科でクリーニングしてもらわなければなりません。つまり綺麗な状態をキープするためには、経費がかかるということです。また、タールは美容面でマイナスの作用があるだけではなく、発がん物質として知られているほど毒性の高い危険な物質です。さらに、タバコには他にも多数の有害物質を含んでいるので、一本吸うごとに寿命が短くなるとも表現されています。ただし、ニコチンという強力な中毒物質を含んでいることが、禁煙の成功率を著しく低くしています。
この問題を乗り越えるために開発されたのが、ニコレットという禁煙補助薬です。ヨーロッパの海軍で考案されたニコチン置換療法という理念をベースとして開発されており、タバコ以外の方法でニコチンを補給することにより、禁断症状を緩和するという内容です。またニコレットはガムの様に噛んでから内部に含まれているニコチンが出るような状態にした後に、歯茎にくっつけて口腔粘膜から補給するという使用法で、煙を出さないので当然タールが生産されることはありません。つまり、タバコからニコレットに変えた時点で、ヤニによる被害からは解放されることになり、歯科にクリーニングしてもらいに通院するなどの経費も不要となります。そして、最終的にはニコレットも止めるので、ニコチンに対しての肉体的及び精神的な依存からも解放されることになります。