【投資初心者向け】ヘッジファンドについて分かりやすく説明

みなさんはヘッジファンドをご存知でしょうか?資産運用初心者の方には、あまり馴染みが無い言葉かもしれません。

ヘッジファンドとは、資産運用の手法の1種で、投資初心者の方にも是非おすすめしたい投資方法です。また運用初心者の方も、この記事を読めば、ヘッジファンドについて詳しくなれるだけでなく、始めてみたいと思っていただけるでしょう。

ヘッジファンドとは

絶対収益を狙っている
ヘッジハンドの収益目標は絶対収益です。この絶対収益は市場の景気が上がっても下がっても関係なく、収益を上げることを目指すことです。

投資金額が大きい
投資信託の集金方法として、公募という形をとっています。公募は誰でも投資に参加できる仕組みなので、掛かるお金はそこまで高くないです。しかし、ヘッジファンドの集金方法は、私募という形をとっています。

ヘッジファンドは全ての人が投資できるわけではなく、最低でも1000万円〜始められる仕組みとなっています。投資に掛かる金額は投資信託よりヘッジファンドの方が膨大な金額になってしまいますが、投資対象の種類が多く幅広い投資が可能となっています。

レバレッジをかけることが出来る
銀行信託はレバレッジをかけることができません。だがヘッジファンドにはレバレッジがきくこともできる。そこが大きな武器となっています。レバレッジとは証拠金を出せば、証拠金より大きな取引ができる制度のことです。

よってヘッジファンドは投資信託より大きな収益を残すことができるのです。

ヘッジファンドを薦める理由

投資家のプロに託せる安心感
ヘッジファンドは、投資のプロが投資家の代わりに運用を行ってくれています。投資のプロは有名大学などを卒業し、外資系の投資銀行でキャリアを積んできた方々が多くいます。

投資に関しても優秀で経験豊富です。初心者の方は投資などに関する知識も少ないため、自分で運用を行う場合は独学で勉強したり本を読んで研究したり、興味本位ですやった投資で損失してしまうことがあると思います。

しかしヘッジファンドにお金を預け運用を任せれば、リスクも小さく済む上収益をあげてもらえる為初心者には大変向いています。

リターンが大きい
ヘッジファンドのもう1つメリットはリターンが大きいことです。通常、投資信託は年に数%程度の収益をあげてくれのに対して、ヘッジファンドは更に大きな収益率を上げられることができる。

具体的な数字をいうと、優秀なヘッジファンドは年間で30%以上の収益率を維持し続けているところもあります。この利確率は他の金融機関と比べると破格的な利益率といっても過言ではありません。

このようにヘッジファンドは投資にかかる金額はとても大きいですが、その金額分以上に運用を行ってくれることがわかったと思います。

怪しいファンドの見抜き方

「100万円から誰でも投資ができます」
「絶対に利益が出せます」
「年利50%で2年後には倍にできます」

というような利用者にとって有益な情報しかあげていない会社は気をつけてください。プライベートファンドやヘッジファンドと言いながら、当局に属していない怪しいファンドもあります。

実際に海外の私募ファンドに投資をして、お金が戻って来なかったという話を聞いたことがあります。たとえ日本人であったとしてもそれだけで信用してはならないのです。

怪しい金融業者の見抜き方として、当局に属されているか、会計事務所から監査を受けているか、カストディ銀行を使って資産を分別管理しているか、などを調べる必要があります。

これらの体制がしっかりしていないと、最初は誠実に対応するつもりでもうまくいかなくなるとお金が戻ってこなくなる可能性が出てくるということです。そして、業者自体も消えてしまうということもしばしばあります。そうなると泣き寝入りになってしまうのです。特に海外だと異議申し立てをすることが難しくなります。

ヘッジファンドのデメリット

これまでメリットを書いてきましたがデメリットの方も紹介していきたいと思います。
・流動性が低い
ヘッジファンドは株や投資信託のように広く売買されているものではないため、投資機会が限られるのみならず、いざ売りたいと思ってもすぐには現金化できません。解約できる期間が決まっていることが多く、換金性がとても低いです。

・情報が開示されない
有価証券報告書で内容が開示される投資信託と違い、ヘッジファンドは中身が公開されません。投資対象ファンドやその投資割合が閲覧できず、出資者にもわからないのです。ヘッジファンドによっては一部公開しているところもありますが、投資信託と比べて比較材料は少ないでしょう。

・ヘッジファンドが破綻
ヘッジファンドは利益を追求するためにレバレッジを掛けた投資を行います。うまくいけば大きなリターンが得られますが、逆に投資元本を大きく割り込む恐れも少なくはないでしょう。

経営が傾いた企業が倒産するのと同様に、最悪の場合はヘッジファンドそのものが破綻に追い込まれる可能性があります。

まとめ

今回はヘッジファンドについての概略を、簡単に述べてみました。直接投資している人方はあまり多くないと思いますが、デメリットで指摘した通り取引規模が大きい、流動性が低いなど様々な踏み出せない点がたくさんあると思います。

だかヘッジファンドは、市場全体の動きに左右されずに利益を追い求めるファンドです。是非興味がありましたらヘッジファンドの世界に踏み込んでみてはいかがでしょうか。

おすすめ記事