2014年にNISAが導入されるなど、最近でこそ日本では投資に積極性を見せ始めたと言えますが、まだまだ諸外国に比べると投資後進国であると言わざるを得ません。
個人の皆様においても、投資ってなんだか難しそう、投資って損をするんじゃないか、なんて考える方は依然として多いのではないでしょうか。
当記事では、投資をしないことがいかにもったいないか、どうしたら個人でも安全な運用ができるのかを説明していきたいと思います。
いきなりですが、あなたには投資経験があるでしょうか?実は、日本においても多くの方(100%に近い割合の方)が投資をしているといえます。それは、銀行の預金です。
ご存じのとおり、預金というシステムでは、単に現金を預け入れるだけでなく、引き出し時までの期間に応じて計算された利子がプラスされて戻ってきます。なぜ利子が付くかというと、銀行にとってみれば預かった現金によってビジネスをすることができますし、預金者は銀行破綻時のリスクを負っているので現金の貸し出し手数料としての利子によって互いのプラスマイナスを相殺していると言えるのです(0.001%程度ですが)。
前述のとおり、投資を全くしていない状態というのはあまりない訳ですが、それでも意識して投資をしている方はそうでない方より一般的に得をしているといえるでしょう。なぜなら、現在価値という考え方があるからです。
1年後手に入る100万円は、今どれくらいの価値があるでしょうか。
投資の効力を知っている方は100万円とは答えません。日本では菅に高度経済成長期を脱していますが、国内総生産はプラス成長を続けており、経済成長を続けるということは、基本的には1年後物価が上がるということです。つまり、今年98万円で買えたものが1年後には100万円用意しないと購入できなくなるのです。
こうして考えると、1年後手に入る100万円は100万円未満の価値しかないことが分かるでしょう。それゆえ、経済成長率を上回る利率で運用しなければ損をする、ということになってしまうのです。
投資は無リスクでないとは言え、平均的にプラス成長することを目指しています。一時的な下降リスクはありますが、長い目で見れば経済成長率を上回る運用益を期待できるのです。
基本的に、投資経験の少ない方はリスクが低い商品を選ぶと良いとされており、国内の投資信託から選ぶことをお勧めします。国内の商品は海外に比べてレートが生じないためリスクを抑えることができます。
また、投資信託は分散して投資する手法なので、その分リスクを分散させることができるのです。その分リターンも低くなる場合が多いのですが、資産を守るという観点でいえば十分な運用益を期待できるでしょう。
投資信託などは個人で投資しやすい分、リターンもやはりそれなりに・・・ということになりがちです。しかし、運用自体をプロに任せる方法があります。それがヘッジファンドです。
ヘッジファンドとは、プロが持てる力を余すことなく投じて、投資家から預かった資金を増やそうとするメソッドです。実際、他の金融商品よりも圧倒的に運用益が高く、10年程預けるだけで何倍ものレベルにまで運用してくれることも少なくありません。
なにより、あなた自身が投資に詳しくなくてもプロが全てやってくれるわけですから、特別な勉強が必要ないというてんも魅力です。ただし、誰でも投資できるというわけではなく、資産状況などに応じた審査のようなものがあることは知っておいてください。
投資をしないと、それだけで損をしている。
投資初心者はリスクの少ない投資が鉄則。
プロに任せるヘッジファンドという手法も魅力的。
最後になりますが、投資はご自身の資金と相談しながら無理のない範囲でおこないましょう。
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